創作をしていて、
「話が思いつかない……」
「ストーリーが浮かばない……」
こんなふうに悩んだ事はありませんか?
そんなあなたに『千の希望』のキャラクターが繰り広げるお話が、思考のヒントになるかもしれません。
今回のお話では、次のような事を書いています。
- 理由1 ただ経験が浅いからかもしれません
- 理由2 何を書きたいかわかっていないからかもしれません
- 理由3 難しく考え過ぎているからかもしれません
それでは、キャラクターの会話をお楽しみください。
【理由1 ただ経験が浅いからかもしれません】
天気の良い昼下がりにクリアーは、テーブルに伏せって、唸っていた。
「うーん……」
その唸り声を聞いたコールが、クリアーに近づく。
「クリアー、どうしたの?」
クリアーの手元には、ゆるくて可愛らしい、猫の絵が描かれた紙があった。
「猫の絵を描いたから、お話をつけようと思ったんだけど、どう書いていいかわかんなくて……」
「話作りかー。クリアー絵、上手いもんね」
「えへへ! 絵はいっぱい描くけど、お話は作った事ないから難しくて」
小さくため息をつくクリアーに、コールは申し訳なさそうな顔をした。
「オレは創作系は全然した事ないからなあ」
「そっかあ。うーん、どうしよう……猫ちゃんのお話作りたいのに……」
【理由2 何を書きたいかわかっていないからかもしれません】
今度は二人で唸っていると、散歩から帰ったブラックが覗き込んできた。
「ん? コールくん、クリアーちゃん、どうしたの?」
「ブラック……実は……」
クリアーはブラックに、事情を説明した。
「へー☆ 話作りたいのかー☆ 俺様得意だよ☆」
「え!? そうなの?」
「昔ちょっとやってた事あってね☆」
ブラックのその言葉に、クリアーは目を輝かせる。
「すごーい」
「カッコつけて得意とか言っちゃったけど、かじった程度だけどね☆」
ブラックはクリアーの隣に座り、にこにこと微笑んだ。
「えっと、じゃあ、お話ってどうやって考えるの?」
クリアーの質問に、ブラックは瞬時に答える。
「何を作りたいのかが大事だからー、クリアーちゃんはどんなお話にしたいの?」
「んー……幸せなお話がいいなあ」
「じゃあ、何が起きたら幸せになるか考えてみたら?」
そう言われ、クリアーは何か閃いたようで、目を大きく開いてブラックを見た。
「幸せは、美味しいお菓子食べた時!」
「にゃはは☆ ならお菓子食べる話にしたら?」
「そうだね! それいいかも! ……でも、ただお菓子食べてるだけじゃ、お話っぽくないよね……」
物語を作りたいクリアーは、俯いて、また悩んでしまった。
「絵本とかならそれでもありだけどね☆ ひたすら美味しいお菓子食べる、みたいな☆ でも、何かイベントを起こさせたいなら、それを考えるといいかもね☆」
「イベント?」
【理由3 難しく考え過ぎているからかもしれません】
クリアーは、首を傾げてブラックを見つめる。
「例えば、お菓子を買いに行って、途中でなんかあって大変だったけど、無事お菓子を買って家で楽しく食べる、とかさ☆」
「すごーいブラック!」
スラスラと物語を考え出すブラックに、クリアーは感心した。
「はは! 他にも色々コツはあるよ☆」
「知りたい! 教えてー!」
興奮気味のクリアーの隣に座っていたコールも、興味が湧いたのか、明るい声で言う。
「オレも知りたいです」
「いいよー☆ 色々教えてあげるね☆」
問題が解決しそうな予感がして、クリアーはとても嬉しくなった。
「ありがとう! ブラック!」
「いえいえ☆ あ、でもねー。初心者っていきなり難しい話考えようとするとこあるんだけど、そういうのって最初はできないから、簡単な話から作るようにするといいよー☆」
ブラックのアドバイスに、クリアーはさっき自分が考えた案を思い出す。
「そうだね! じゃあやっぱり、美味しいお菓子をいっぱい食べるお話から作ってみる!」
「イイねー☆ 作り慣れてきたら、難しい話に挑戦してみよう☆」
「うん!!」
そのまま三人がわいわいと話していると、買い出しから帰ってきたフィックスが部屋に入ってきた。
「何やってんだお前ら?」
フィックスの手には、途中で買ったと思われる布に包まれたクッキーが、チラリと見えている。
「お菓子だ!」
クリアーが嬉しそうに叫ぶと、フィックスはクッキーをテーブルの上に置いた。
「おう。みんなで食べていいぞ」
お腹が空いていたブラックも、嬉しそうにクッキーに手を伸ばす。
「じゃあまずは、腹ごしらえだね☆」
「うん!」
これから書く物語のように、美味しいクッキーをみんなで食べながら、楽しい時間を過ごしたクリアーだった。
まとめ
今回のお話では、次のようなテーマの会話が繰り広げられました。
- 理由1 ただ経験が浅いからかもしれません
- 理由2 何を書きたいかわかっていないからかもしれません
- 理由3 難しく考え過ぎているからかもしれません
あなたの心には何が残りましたか?ぜひ、色々とリラックスして考えてみてください。
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